1 必要な時に必要なぶんだけ
有明海から生まれる資源(蟹殻や牡蠣殻)を利用した、発酵肥料で栽培しています。しかし栄養も与えすぎると雑味や土壌のバランスを崩してしまいます。月を詠みながら適した栄養を与えることで土壌を健康に保ちます。
佐賀県太良町は、潮の干潮差日本一の有明海に面する「月の引力が見える町」と呼ばれています。
2013年、太良の荒れたみかん山を開墾して始めたアスパラガス栽培。10年の歳月の中、試行錯誤を繰り返しながら自然と真摯に向き合うことで、月の満ち欠けとアスパラガスの神秘的な法則を導き出しました。
特に寒い冬を乗り越えた春のアスパラは糖度が増し、満月と新月の前後3日間は土壌の微生物が活性化することで、より一層みずみずしく旨味の強い極上のアスパラが生まれました。